プロジェクトの詳細
お客様の要件
1977年創業のLapierre Traiteurは、サン=ドニを拠点とする家族経営のケータリング企業です。弁当、ビュッフェ、カクテル、オーダーメイドメニュー、イベント向けサービスを提供し、イル=ド=フランス地域で週7日の配送を行っています。
注文受付、調理準備、時間通りの配送、顧客対応など、実行品質が事業の中核です。そのため同社には、業務を一元化し、配送車両をリアルタイムで管理し、現場の配達員を直接支援できるツールが必要でした。
私たちの進め方
まず、Lapierre Traiteurの実際の業務フロー(注文管理、顧客対応、CRM、配送計画、ルート可視化)を起点に、ゼロから業務基盤を設計・開発しました。Web基盤はSymfonyで構築し、スーパー管理者向けのWeb管理画面から運用できるようにしています。
プロジェクトの中心は、現場と本部をつなぐ運用の管制塔を作ることでした。配達員の位置情報、配送車両のリアルタイム追跡、ルート最適化、注文ステータス、管理部門・調理準備・現場の連携を一つの仕組みにまとめました。
さらに、配達員が当日のルート、ナビゲーション、各配送ステップのステータス更新を行うためのモバイルアプリ(React Native、iOS/Android)も開発し、管理画面と直接連携させました。
全体をMicrosoft 365/Active Directoryと連携し、認証とアクセス管理を統一しました。その後も、注文ステータスとERPの同期調整など、既存ツールと配送管理システムの連携をより確実にする改善を重ねています。
現在の状況
2019年から2023年にかけての協業は、現場運用の比重が高い中小企業に対して、包括的な業務システムを構築し、実利用に合わせて段階的に進化させた事例です。
初期開発にとどまらず、注文と物流制約を、管理・追跡・連携しやすい配送業務へ変換することで、Lapierre Traiteurの価値提供の重要部分を支える基盤になりました。
